「メディアが世代の新陳代謝したのかも」と震災関連報道を見ていて感じていました。
作り手側の気持ちが乗っていると感じたし、「当事者性」が上がった気がしたからでした。
私なりに行き着いたひとつの答えが「世代の新陳代謝」でした。
彼らはあの時、現場に入り、変化著しい人と関わり、この状況を何とかしようとしてきた人たち。こんなに大変なことが起きているのに、伝えられないもどかしさや、社会の構造に埋没していく個人の想いや、不甲斐なさに打ちひしがれて、苦水を味わってきた人たちだったんじゃないかな。と。
組織や企業の一人ではなく、個人としてどう在るかを考えてきた人たちなのではないかと。その彼ら彼女らが、10年その現場で踏ん張りながらも、その問いに向き合い続けてきた。
で、それなりの立場を得て、社会を動かせる力をつけてきた今、ずっと温めてきたエネルギーが現象化した一つの形だったんじゃないかなと思ったのです。
賛否はあれど、5年前、9年前とは全く違った温度感でした。なかなか目には見えないけれど意識は、確実に変わってきています。しかも、どんどん良いほうに。
そして、これからは輪をかけてどんどん変わると直感しています。ここから10年が本番。
私たちの番ですね。※写真はTVの内容とは全く違って今日函館で一緒した同世代のみんなとのものなんだけど、なんか気持ち的には背景がダブるので。そう。私たちの番なんです。
28日(日)14:00〜UHB 8ch 特集番組の後半出演しています
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